だれでもできそうなイラストの依頼がきた時どうする?
先日、大阪で行われた「柿プロ」さん主催のイベントに参加してきました。
登壇者は人気イラストレーターのサタケシュンスケさん。印象に残ったフレーズをマンガにしてみました。
どうして僕をご指名してくださったのかな?というご依頼のお仕事をいただく時があります。ここでいう「だれでもできそう」というのは、完成形が、僕の絵柄ではなくて、他のイラストレーターさんが描いても同じものができそうだという意味です。
正直に言って、あんまり僕のイラストを見てくれた上での依頼ではないんだなーと少し残念な気持ちになっていたのですが、サタケさんのように、チャンスが来た!とポジティブに考えたほうがいいんだと気付かされました。
数あるイラストレーターの中から僕を選んでくれているわけで、それは本当に嬉しくてありがたいことです。ですがクライアントさんの中には必ずしも、僕の絵柄が決めてとなって選んでくれてる訳ではないのかもしれません。例えば、発信している好きなこととか、フィーリングがあいそうだとか、たまたまタイミングがあってメールの返信が早かったとか、自分の想像を超えた理由で、依頼をしてくださる場合もあるんじゃないかということです。
なので、どんな理由でも依頼してくださったからには、満足していただける成果物を納品して、次回も依頼してもらえるように全力を尽くさなくっちゃと思います。
サタケさんのnoteにもお仕事に対する素晴しい姿勢が書かれていて、真似をしていきたいと思います。
誰が描いても同じようにしかならないであろう絵の依頼であっても、評価の対象は何も個性やクオリティだけではありません。
スピード、リテイクの少なさ、気配り、アフターフォローなど、むしろそうした部分のほうが大切だったりします。
まさに、代わりが利くお仕事こそ、力のみせどころなのですね。とてもポジティブなメッセージを受け取りました。
柿プロの皆様、最高のイベントを開いてくださりありがとうございます。夫婦でフットワークを軽くして大阪まで行けて本当によかったです。
今年初めから、お仕事のご依頼が多くいいスタートだなと思っています。今回のお話を聞いて、今頂いてるお仕事をより大切にしようという気持ちになりました。
4月には東京ビッグサイトで行われる巨大商談会「クリエーターズEXPO」に出展します。たくさんお仕事をいただけるようにアピールしていきます。