ホームページのリニューアル
自分のイラスト3要素
ホームページを久しぶりに大幅にリニューアルしました。
自分にできることが分かりやすく伝わるように、3つのカテゴリーにシンプルに分けてみました。
マンガ、食べ物イラスト、イラストの3要素です。3という数字は人間がもっとも理解しやすく安心感を与えるそうで意識してみました。
丁寧なホームページにしたい
ある売れっ子広告マンガ家さんのサイトがものすごく丁寧に制作物について書かれていて、驚きました。
僕の今までのホームページは、ただ作品一覧を載せたギャラリーサイトでした。イラストやマンガを載せて、こんな作風だから使ってくれる方いますかーという姿勢だったのですが、それでは不十分だったかもと気付かせてくれました。
イラストやマンガのお仕事をいただく時は、企画にマッチする方が選ばれると思うのですが、その時にクライアントさんの頭にぱっと浮かぶイラストレーターになるために、確率をあげておくのが大事かなと思います。
マーケティング用語で「第一想起」というらしいです。丁寧さはプラスですよね。
僕もなにか商品を買う時に、特にネットで買い物する時に、丁寧に商品について説明がされているものと、全く説明がなく、画像のみが表示されているものだったら間違いなく前者を選ぶと思います。お客さまからの信用ってそういうところから構築されていくものかなと改めて感じました。
クライアントさんが見つけてくださった時に、知りたい情報がわかるように制作物の説明や、制作時間などを一言でもいいから記載してみました。
ブランディングの悩み
ブランディングが大事だって言いますよね。クライアントさまの目線で考えると、イラストレーターに頼む理由が明確であればあるほど、この人に頼みたい!とストロングに感じるのではないでしょうか。
僕も長年ずっと悩んでいたんですよ。Why ミーなの?と。もちろんご指名を受けて、お仕事いただけた時は嬉しいし、なんとしてでもお役に立ちたいという思いでやってきました。画力やイラストの伝え方の上手さは一定水準あったとして、それ以外にもレスポンスの速さや上記で挙げたような丁寧さやスケジュール管理の上手さとか、あとはコミュニケーションスキルや人柄とか?イラストレーターを選ぶ要素はたくさんあると思うのですが、これはっていう魅力的なアピールポイントが自分には欠けているんじゃないかとずっと悩んでいたのです。
ターゲットは誰?
さきほどのブランディングのお話に関わってくると思うのですが、明確なターゲットが僕にはなにも思いつかなかったのです。具体的に誰に届けたいのか?ペルソナ設定という言葉をよく聞きます。「サービスや商品を購入するであろう典型的な顧客像を設定すること」そうなんですよねー。ここが決まっているイラストレーターさんは強いんじゃないかと個人的に思っています。
でもね。インスタグラムで人気のあるマンガ家さんがターゲット設定について聞かれたインタビューで、
「育児している方が少しでも癒されるようなマンガを描きたい」と仰っていて、ああーそういうターゲットもありなのかーと思ったのです。
僕もマンガやイラストを見た方が、ほっこりできてもしできれば笑って欲しいという思いで描いていて、創作のモチベーションにもなっているので、僕のターゲットは「ほっこり笑いたいpeople」でいいのかもと思ったのです。さらに気づいている人もいるかもしれませんが、僕は英語が好きで会話の中にちょくちょく英語を挟み込むのですが、それが嫌じゃない人(笑)人によっては奇をてらっていると不快に思うのかもしれません。でもそもそも僕は誰にイラストを届けたいのか考えると、ここは線引きをしてもいいのかもしれないと思いました。万人に好かれる必要はないのかもと感じたのです。
まとめ
長い間悩んでいた僕のターゲットやブランディングが固まりそうです。クライアントさまに伝わりやすい丁寧なホームページになっていたらいいなと思っています。そして何か企画があった時に「第一想起のイラストレーター」になれますように。ホームページからのお問い合わせも増えたらいいなと思います。